関節リウマチ :東京 恵比寿の鍼灸院

関節リウマチ :東京 恵比寿の鍼灸院
難病等のその他疾患
2019.05.04

 関節リウマチは、おもに関節の内側にある滑膜に腫れや痛み、こわばりなどの炎症を起こし、それが続くと関節の変形をきたす病気です。原因はまだわかっていませんが、遺伝的な体質に環境要因が重なり、免疫に異常が生じて起こる自己免疫疾患のひとつと考えられています。
男女比は1対4と女性に多く、30〜50歳代が発症のピークと考えられています。


 免疫の異常により関節の滑膜という組織に持続的な炎症が生じる疾患で、典型的には手の指や足の指などの小さい関節に左右対称性に関節炎が生じますが、膝などの大きな関節が侵されることも少なくありません。


 朝のこわばりも特徴的で、起床後手を握れず、衣服の着脱などの朝の身支度が困難になるなど生活に支障をきたします。また全身倦怠感や易疲労感を持つことも特徴の一つです。

 関節リウマチの自然経過にはいくつかのパターンがあると考えられており、発症して短期間で多くの関節の破壊が進む患者さんもいれば、初期だけ症状があり1~2年で自然と寛解にいたる患者さんもいますが、多くの患者さんは症状が良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に関節破壊が進行していきます。

 体調管理に気をつけ、根気よく治していく心構えをもちましょう。リウマチ体操を積極的に行うことで、関節の機能が保たれ、筋力が維持されます。体調をくずさないように十分な睡眠や保温につとめ、適正体重を守ることが大切です。

自己免疫疾患

 ヒトの体には、外界の病原体や異物から身を守るシステムとして免疫が備わっています。通常は自分の体の成分(自己)に対して免疫反応は起こりません。

 しかし、免疫システムが正常に働かなくなると、自分自身の細胞や組織を異物と認識して攻撃してしまうことがあります。これを自己免疫といい、自己免疫が関係する病気をまとめて自己免疫疾患と呼んでいます。

 自己免疫疾患の原因はまだ明らかにされていませんが、感染症や薬剤、遺伝子異常などが関与していると推定されています。

■ 代表的な自己免疫疾患 ■

・関節リウマチ

全身性エリテマトーデス(SLE)

・全身性強皮症

・多発性筋炎

・重症筋無力症

・多発性硬化症

・シェーグレン症候群

ベーチェット病

・バセドウ病

橋本病

・ネフローゼ症候群

潰瘍性大腸炎

・クローン病

・ぶどう膜炎

 関節リウマチの脉診流経絡治療

 人間の身体には12の経絡があります。脉診流経絡治療では経絡のバランスを整えることにより、”気””血”の巡りが良くなり、全身の血流が良くなっていきます。
その結果、五臓六腑の働きが改善し、弱っていた自然治癒力が高まっていきます。

 自然治癒力が弱まっているとなかなか身体の不具合は修復されませんが、自然治癒力が高まってくると身体の不具合は修復され、健康な身体に近づいていきます。よって、関節リウマチの症状も改善されていきます。

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