自己免疫疾患について

お知らせ
2020.12.31
ヒトの体には、外界の病原体や異物から身を守るシステムとして“免疫”が備わっています。通常は自分の体の成分(自己)に対して免疫反応は起こりません。
しかし、免疫システムが正常に働かなくなると、自分自身の細胞や組織を異物と認識して攻撃してしまうことがあります。これを“自己免疫”といい、自己免疫が関係する病気をまとめて“自己免疫疾患”と呼んでいます。
自己免疫疾患の原因はまだ明らかにされていませんが、感染症や薬剤、遺伝子異常などが関与していると推定されています。
■ 代表的な自己免疫疾患 ■
・全身性強皮症
・多発性筋炎
・重症筋無力症
・多発性硬化症
・シェーグレン症候群
・バセドウ病
・橋本病
・ネフローゼ症候群
・ぶどう膜炎