突発性難聴について

眼科、耳鼻咽喉疾患
2020.04.04
突発性難聴は前触れもなく突然片耳(まれに両耳)の聞こえが悪くなる病気です。
難聴には大きく分けて、伝音難聴と感音難聴があります。外耳から内耳に音が伝わらなくなる伝音難聴と、内耳で音から変換された電気信号が脳にうまく伝わらなくなる感音難聴の2種類があり、突発性難聴は感音難聴の一種です。働き盛りの40~60代の人に多くみられますが、幅広い年代で起こりえます。聞こえにくさの程度は人によって違い、まったく聞こえない場合もあれば、高音だけが聞こえなくなる場合もあります。
□ 原因 □
突発性難聴の原因は不明ですが、誘発する原因として以下のものが考えられています。
・ストレス
・過労
・睡眠不足
・生活習慣病(糖尿病、心臓病など)による血流障害
・内耳部分のウイルス感染
□ 症状 □
難聴の程度は人によってさまざまで、まったく聞こえない人もいれば、高音が聞こえないが日常会話に支障がない人もいます。
難聴が主症状ですが、難聴以外に耳鳴りや耳閉感やめまいを伴うことも多くあります。
突発性難聴は再発しないことが特徴の一つですが、再発した場合にはメニエール病や聴神経腫瘍、心因性難聴などの疾患の可能性が考えられます。
□ 注意 □
発症してから約1ヵ月程度で聴力が固定してしまうため、早期発見・早期治療が何よりも重要です。
突発性難聴の脉診流経絡治療
脉診流経絡治療は身体に無理なく自然な形で突発性難聴を治癒へ導くことができます。
脉診流経絡治療では身体の経絡のバランスを整え、全身の”気” ”血” の巡りを良くしていきます。
”気” ”血” の巡りを良くするにより体全体の血流が良くなり、弱っていた自然治癒力も高まっていきますので、身体のいろいろな症状が改善されていきます。それとともに突発性難聴の症状もなくなります。
関連記事
眼科、耳鼻咽喉疾患アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎とは、空気中に浮遊する花粉やハウスダストなどの原因物質(アレルゲン)を吸い込み、鼻の粘膜から体内に入ったアレルゲンを排除しようとする反応が過剰に起こるアレルギー反応(※)です。 おもに鼻水・鼻...
眼科、耳鼻咽喉疾患耳管狭窄症について
耳管狭窄症は、耳管が閉じっぱなしになり、必要な時に開かない病気です。こうなると、中耳の中と外で圧力に差が生まれます。電車や車でトンネルに入った時や飛行機が離着陸する際、耳がキーンと詰まったような感じになっ...
眼科、耳鼻咽喉疾患加齢黄斑変性について
加齢黄斑変性とは、モノを見るときに重要なはたらきをする黄斑という組織が、加齢とともにダメージを受けて視力の低下を引き起こす病気です。私たちはモノを見るときに、目の中に入ってきた光を網膜という組織で刺激として...
眼科、耳鼻咽喉疾患緑内障について
緑内障とは、何らかの原因で視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。治療が遅れると失明することもあります。 日本では、糖尿病網膜症を抜いて失明原因の第1位となっています。 症状は、少しず...