潰瘍性大腸炎について

消化器疾患
2019.05.04
潰瘍性大腸炎は炎症性腸疾患のひとつで、 大腸の粘膜に炎症が起きることにより、 びらんや潰瘍ができる原因不明の慢性の疾患です。 主な症状としては、下痢や血便・腹痛・発熱・貧血などがあります。
潰瘍性大腸炎は、 厚生労働省から難病に指定されていますが、適切な治療をして症状を抑えることができれば、 健康な人とほとんど変わらない日常生活を続けることが可能です。
潰瘍性大腸炎は、 以前はまれな疾患とされていましたが、年々増加し続け、 平成26年度末には日本で約17万人の患者さんが登録されています。 患者数が急増した背景には、内視鏡による診断法が向上したことも関係していると思われますが、 食事を含む生活習慣の西洋化の影響も大きいと考えられています。(米国での罹患数は約100万人)
○ 潰瘍性大腸炎の予後 ○
潰瘍性大腸炎は、長期にわたり良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら慢性の経過をたどります。 発病後長期経過すると大腸がんを発症するリスクが高まります。
潰瘍性大腸炎は脉診流経絡治療で体質改善
人間の身体には12の経絡があります。脉診流経絡治療では経絡のバランスを整えることにより、”気””血”の巡りが良くなり、全身の血流が良くなっていきます。
その結果、五臓六腑の働きが改善し、弱っていた自然治癒力や免疫力が高まっていきます。
自然治癒力が弱まっているとなかなか身体の不具合は修復されませんが、自然治癒力が高まってくると身体の不具合は修復され、健康な身体に近づいていきます。
身体のいろいろな症状が改善されていきますので、潰瘍性大腸炎の症状もなくなっていきます。
治療を継続することにより、 潰瘍性大腸炎の症状が改善されていく患者さんが多くおられます。
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