坐骨神経痛について

神経系疾患
2019.05.04
坐骨神経痛は下肢神経痛の中で最も代表的な神経痛です。坐骨神経に放散する神経痛のことで、 腰部から大腿部後面・下肢にかけての疼痛のほかに、しばしば痺れ(シビレ)や脱力感がでることがあります。
主な原因としては椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・変形性腰椎症・梨状筋症候群・腫瘍等があります。
坐骨神経痛を発症する方のほとんどが腰痛を経験されています。何度も腰痛を繰り返しているうちに坐骨神経痛になる方が多いようです。
坐骨神経痛の急性期は炎症による痛みのため、安静にすることが大切です。 また、慢性期でもスポーツや重労働は控えるべきでしょう。
坐骨神経痛の脉診流経絡治療
人間の身体には12の経絡があります。脉診流経絡治療では経絡のバランスを整えることにより、”気””血”の巡りが良くなり、全身の血流が良くなっていきます。
その結果、五臓六腑の働きが改善し、弱っていた自然治癒力や免疫力が高まっていきます。
自然治癒力が弱まっているとなかなか身体の不具合は修復されませんが、自然治癒力が高まってくると身体の不具合は修復され、健康な身体に近づいていきます。
身体のいろいろな症状が改善されていきますので、坐骨神経痛の症状もなくなっていきます。
(注 : 根本原因が椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の場合、長期の治療期間が必要ですので、根気よく治療を継続することが大切です。)
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