ジストニアについて

難病等のその他疾患
2019.12.19
ジストニアとは、筋肉の緊張の異常によって様々な不随意運動や姿勢の異常が生じる状態をいいます。
ジストニアには、全身の筋肉が異常に動いてしまう全身性ジストニアと、局所のみの筋緊張の異常による局所ジストニアに大別されます。
全身性ジストニアでは身体が捻じ曲がったり、反り返ったりするなどの姿勢の異常などが見られます。
局所ジストニアには、目のまわりの筋肉が異常収縮して目が開けられなくなる眼瞼けいれん、首の筋肉の異常によって首が曲がってしまう斜頸、字を書くときに手がこわばる書痙、楽器を演奏するときに指や手首が曲がったり、伸びたり、こわばったりする音楽家ジストニアなどがあります。
このような手に発症するジストニアは、繰り返し同じ動作を長期間行いつづけることで発症します。
■特徴としては、
・異常運動・異常姿勢の症状は常に一定であること
・一定の動作において強く見られること
・症状を改善させる決まった動作がある
■原因のわからない特発性ジストニアが大半を占めますが、
・脳卒中や脳炎などの後遺症として起こる二次性ジストニア
・薬剤の影響で起こる遅発性ジストニア
・遺伝子異常によって起こる遺伝性ジストニア
もあります。
脉診流経絡治療
脉診流経絡治療では経絡のバランスを整えることにより、”気””血”の巡りが良くなり、五臓六腑の働きが改善し、弱っていた自然治癒力や免疫力が高まっていきます。
高まった自然治癒力の働きにより、身体はもとの状態に回復していきます。
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