ぎっくり腰について

運動器疾患
2019.05.04
ぎっくり腰とは急激に起こる腰痛の通称で、正式名称では急性腰痛症といいます。欧米ではその病態から「魔女の一撃」とも呼ばれています。重いものを持った時や急な体幹の捻転時に起こることが多く、腰や骨盤の筋肉、筋膜、靱帯、軟骨(軟部組織)の損傷により起こると考えられています。
腰部の筋肉が凝っていたり、身体が冷えていたり、睡眠不足や過労による体調不良時に起こりやすくなります。
ぎっくり腰になった場合、安静にしていれば身体が本来持っている自然治癒力により2~3週間程度で自然に治ることが多いようです。
しかし、安静にしていられず、治らないうちに仕事などを再開して再発したり、無理をしてそのまま慢性の腰痛持ちになってしまうことも少なくありません。 ぎっくり腰は完治するまで、無理をしないことが大切です。
ぎっくり腰の脉診流経絡治療
脉診流経絡治療により身体の自然治癒力を高め、短期間でぎっくり腰を治癒へ導くことができます。 個人差はありますが、早く治療を開始すると、1週間以内で痛みがなくなります。 (1回の治療でかなりよくなる方もおられます。)
治療頻度は、できるだけ 1週間 以内に2~3回受診していただくのが目安です。
理想をいえば、その後も定期的に治療を継続し、不調を引き起こす体質を改善することにより、病気になりにくい身体をつくるのがベストです。
※ ぎっくり腰を早く治すには、
① 無理をせず安静にすること
(マッサージ等により悪化することがよくありますので、控えてください。)
② 身体を温めて血行を良くすること
が大切です。