緑内障 :渋谷区恵比寿の鍼灸院

緑内障 :渋谷区恵比寿の鍼灸院
眼科、耳鼻咽喉疾患
2019.05.04

緑内障とは、何らかの原因で視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。
治療が遅れると失明することもあります。 日本では、糖尿病網膜症を抜いて失明原因の第1位となっています。

 症状は、少しずつ見える範囲が狭くなっていきます。しかし、その進行は非常にゆっくりで、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。緑内障は中高年の方に起こる代表的な病気のひとつです。

 かつては眼圧が高いことが原因と考えられていましたが、眼圧が正常範囲(10-21mmHg)の正常眼圧緑内障が緑内障全体の半分を占めており、眼圧と視神経の脆弱性が緑内障の原因として考えられています。

 しかし、眼圧は緑内障進行の最大の危険因子で、緑内障治療の基本は”眼圧を下げることで視野障害の進行を止める”という方法がとられています。

※ 眼圧が30 %低下すると、正常眼圧緑内障患者の80 %において、視野障害の進行が停止したという報告もあります。

※ 正常眼圧緑内障の原因として、血液の循環障害が関与しているという説もあります。

脉診流経絡治療

 人間の身体には12の経絡があります。脉診流経絡治療では経絡のバランスを整えることにより、”気””血”の巡りが良くなり、全身の血流が良くなっていきます。その結果、五臓六腑の働きが改善し、弱っていた自然治癒力や免疫力が高まっていきます。

 自然治癒力が弱まっているとなかなか身体の不具合は修復されませんが、自然治癒力が高まってくると身体の不具合は修復され、健康な身体に近づいていきます。つまり、緑内障の症状は改善されていきます。

 ※ 緑内障以外の症状(肩こり・頭痛や冷え症等)も改善されていきます。

緑内障の治療例

緑内障  48歳  女性

 昨年の会社の健康診断で緑内障の疑いありと言われ、眼科を受診。正常眼圧緑内障と診断される。
眼圧は左右とも13で、左目は視野欠損、右目は視神経陥没ありとのこと。
 点眼薬を処方され、2ヶ月に1回、眼科を定期的に受診されています。その他、慢性的な肩こりと背中の重だるさ。
 週1回の治療を開始。 訴えのある肩こり、背中の重だるさを緩和しつつ、全身のバランスを調整する鍼灸治療を行いました。
 6回の治療が経過したところで、2ヶ月に1度の眼科検診があり、眼圧が左13→11、右13→12に改善していました。視野も正常範囲内になったとのこと。

緑内障  49歳  女性

 昨年4月に眼底出血が2回あり、眼科で緑内障と診断される。 左目は内側下方4分の1視野欠損、右は左よりも少ないが視野欠損がある。 眼圧は始め22~23だったが、点眼薬で17になっている。眼圧はもっと下げた方がよく、これで下がらなければもう1種類点眼薬が増えると言われている。
 鍼灸治療4回後、眼科定期検診で左目の視野欠損が少し良くなっていることがわかる。 これまでの1年間、検診に行くたびに変わっていなかったので、いつも落ち込んで帰ってきていたのだが、初めて良くなっていたので医師もびっくりしていたとのこと。
 そして、鍼灸治療8回後の眼科定期検診で眼圧が16に下がっていた。医師からも「調子が良いね。」と言われとてもうれしかったとのこと。とにかく、点眼薬が嫌でできるなら使いたくない。
 緑内障の症状が良くなっていることに加え、今までは頑固な肩こりをマッサージでほぐしてもらっていたのだが、その時は良いがなかなか長持ちしなかった。 それが鍼灸治療を受けるようになってから良い状態が持続している。

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